イラン外務省報道官、「アメリカは、イランにとっての核合意のメリットの破壊を開始」
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イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカによる核合意の約束不履行や妨害行為は、同国が核合意を完全に壊すことができなかったために、イランにとってのメリットとなる核合意の効果を破壊する手段に訴えていることを示している」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 29, 2017 16:45 Asia/Tokyo
  • イラン外務省報道官、「アメリカは、イランにとっての核合意のメリットの破壊を開始」

イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカによる核合意の約束不履行や妨害行為は、同国が核合意を完全に壊すことができなかったために、イランにとってのメリットとなる核合意の効果を破壊する手段に訴えていることを示している」と語りました。

ガーセミー報道官は28日木曜、若手記者クラブとのインタビューで、「イランは、アメリカが核合意に対して取るであろう行動の種類にそって必要な決定を下し、あらゆる行動や立場表明に対して、当意即妙な回答を示すだろう」と述べています。

また、来年の1月14日の定例報告で、アメリカ大統領がイランの核合意遵守を認めない可能性について、「イランは、これまでに何度も、こちらから核合意に違反することはないと強調してきたが、相手側が違反した場合にには事前に下した決定にそって、然るべき行動に出る」としました。

さらに、「アメリカが、イランにそのほかの疑惑を提示するようになったことは、核合意が今後も継続され、全ての国がその恩恵にあずかることが出来る事を示している。もっとも、そのためには全ての関係国が自らの取り決めをきちんと実行することが条件である」と語りました。

アメリカのトランプ大統領は今年10月、イランの核合意遵守の事実を承認しませんでした。

この決定に伴い、対イラン制裁の再開に関する決定をさせるべく、トランプ大統領はアメリカ議会に60日間の猶予を与えました。

しかし、アメリカ議会は猶予期限の満了後、これに関する決定を再びトランプ大統領に委ねました。

トランプ大統領は来年の1月に、核関連の対イラン制裁の中止をこのまま継続するかについて、決定する事になっています。

イランと6カ国による核合意は、昨年1月から実施されています。