イラン外相、「シリアとイラクの民族的な動きは、地域や世界にとって危険」
1月 08, 2018 19:28 Asia/Tokyo
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ザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、地域諸国の領土保全と国民の統一の維持を求め、「シリアとイラクの分離独立を求める部族的、民族的な動きは、地域や世界にとって危険なものだ」と強調しました。
ザリーフ外相は、8日月曜、第2回テヘラン安全保障会議で、アメリカの地域における政策や干渉が、状況を複雑にしているとし、「アメリカは、シリアで違法な軍事駐留を続け、緊張を作り出す破壊的な政策を今後も続けようとしている」と語りました。
また、「パレスチナの占領の継続は、今なお、地域や世界が直面している最も重要な問題であり、アメリカが、ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都と宣言したことは、イスラム教徒やイスラム諸国への明らかな敵対の表明であり、テロや過激派に機会を与えるものだ」と述べました。
さらに、イエメンの人々に対するサウジアラビアの侵略の継続を、地域に緊張を生み出す別の要素として挙げ、「侵略者は、実りのなかった33ヶ月の戦争の後、この問題は軍事的な方法では解決できないという理解に達するべきだ」としました。
ザリーフ外相は、地域の兵器競争に触れ、「いかなる国も、近隣諸国の情勢を悪化させることによって、自分たちの安全を確保することはできない」と語りました。
さらに、ISISや同様のグループは今も活動を行っていると強調し、「新たな地域への過激派の拡大を阻止し、思想の根源を完全に弾圧し、過激派への資金源を断つことは、今後もこのような危険な思想が残らないよう対策を続ける上で、優先事項とされるべきだ」としました。
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