イラン原子力庁長官が、IAEA事務局長と会談
1月 09, 2018 20:56 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、IAEA国際原子力機関の天野事務局長との電話会談において、アメリカ政府による核合意への違反の結果について警告しました。
イルナー通信によりますと、サーレヒー長官は、8日月曜、天野事務局長と電話会談を行い、「もし、アメリカが核合意の取り決めを履行しなければ、イランは、自国とIAEAとの協力のプロセスに影響を与えうる決定を下すだろう」と語りました。
イランとイギリス、フランス、ロシア、中国、アメリカ、ドイツの6ヶ国による核合意が2016年1月に実施されてから、6ヶ国の一員であるアメリカは常にこの合意に違反しています。
一方のイラン政府関係者は、これまで何度も、イランは核合意から利益を得る限り、それを遵守するが、そうでなかったら、それを守る必要性はない、と強調しています。
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