イラン南部ゲシュム島、持続可能な発展に向かう
1月 16, 2018 00:30 Asia/Tokyo
イランの最南端にあたるペルシャ湾のゲシュム島は、古くから商業活動が行われてきた地域です。
ゲシュム島は、ペルシャ湾最大の島で、ホルモズ海峡の入り口に位置しています。
この島は、1980年代にはペルシャ湾を航行する船舶の燃料の供給や、輸出品の生産、技術サービスの提供、そして地域やイランへの技術移転を目的に、自由貿易区として根本的な変化を遂げました。
ゲシュム自由貿易区は、経済・産業面での可能性や観光名所を有することから、設定された目標に向かう発展への道を歩んでいます。
ゲシュム自由貿易地区機構のモウメニー局長は、「今年は、この地区において石油、石油化学、エネルギーの分野に対する100億ドルの投資が行われる見込みだ」と語りました。
この島の観光名所には、ホルバスの洞窟、マングローブの樹林、星の谷などがあります。
ゲシュム島にはまた、7メガワットの発電能力を有する太陽光発電所などが存在します。
現在、イラン国内には南部キーシュ島、ゲシュム島、南東部チャーバハール港湾、南西部アルヴァンド、北西部アラス、マークー、北部アンザリーの7つの自由貿易区があります、。