イラン国会・国家安全保障外交政策委員長が核合意の実施への欧州の実践的な支持を要請
1月 25, 2018 20:47 Asia/Tokyo
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルジェルディー委員長が、核合意の完全な実施に対するヨーロッパの行動面での支持を求めました。
イルナー通信によりますと、ブルジェルディー委員長に随行した使節団は24日水曜、オーストリア・ウィーンで開催されたイランとヨーロッパの第7回議会共同会合で、EUの核合意への支持を歓迎し、「核合意と制裁の解除は、イランとヨーロッパの関係拡大にむけた適切な土台となっているが、ヨーロッパ諸国の対応は、核合意に対するイラン国民の期待に沿うことができていない」と語りました。
また、ヨーロッパの企業や銀行への圧力行使という、アメリカのトランプ大統領の敵対的な立場を批判し、アメリカの一方的な行動は、国際社会の集団的な決定を侮辱するものだ、としました。
欧州議会の対イラン関係委員会の委員長とそのメンバーも、イランの核合意の遵守に触れ、アメリカ大統領の一方的な政策を非難しました。
さらに、核合意のより良好な実施を目指し、双方の立場を近づけるための協議の継続を求めました。
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