イラン外相、オーストラリアの関係者と会談
3月 15, 2016 19:23 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、オーストラリアのキャンベラで、同国の首相、下院議長、外相、貿易相と会談しました。
イルナー通信によりますと、経済関係の拡大を目的に2日間に渡ってオーストラリアを訪問しているザリーフ外相は、15日火曜、同国のターンブル首相と会談しました。
両者は、地域・国際的に重要な問題と両国の関係について検討、意見交換しました。
さらに、15日火曜、ザリーフ外相とビショップ外相は、両国の関係拡大を強調しました。
ザリーフ外相はビショップ外相との共同記者会見で、イランとオーストラリアの関係の新たな幕開けを明らかにしました。
ザリーフ外相はまた、オーストリアのスミス下院議長と会談しました。
両者の会談では、議会、政治、経済面での協力の最も重要な下地が検討されました。
ザリーフ外相は15日朝、オーストラリアのチオボー貿易相と会談しました。
この会談では、様々な分野での両国の経済協力の可能性が検討され、この協力レベルの向上が強調されました。
イラン外相はさらに、オーストラリアの影の内閣の外相をつとめる労働党のプリバーセック副党首と会談し、両国の関係と国際情勢に関して話し合いました。
ザリーフ外相はこの会談で、両国の関係拡大を説明し、イランの選挙と経済状況、イエメンとシリアの問題と停戦の機会に関するプリバーセック副党首の質問に答えました。
イランの政府高官がオーストラリアを訪問するのは10年ぶりのことになります。
ザリーフ外相は、核合意の実施を受けたオーストラリアによるイランの制裁解除後、同国の政府高官との会談で、関係拡大の道を探ろうとしています。
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