国連アメリカ大使、安保理理事国の大使を新たなイラン恐怖症政策の披露に招待
(last modified Mon, 29 Jan 2018 13:19:56 GMT )
1月 29, 2018 22:19 Asia/Tokyo
  • アメリカのヘイリー国連大使
    アメリカのヘイリー国連大使

アメリカのヘイリー国連大使が、イラン恐怖症政策を続ける中で国連安保理理事国の大使を招待し、新たなイベントを準備しています。

国連のアメリカ代表部が発表した計画によれば、安保理の14理事国の大使は、ヘイリー大使と共に、29日月曜、アナコスティア・ボーリング統合基地を訪れることになっています。

この基地は、ヘイリー大使が先月、ミサイルの残骸を示し、イランが、イエメンのサウジアラビアに対するミサイル攻撃で、イエメンのシーア派組織フーシ派を支援していると非難した場所です。

サウジアラビアの首都リヤドのキング・ハーリド国際空港に対する長距離弾道ミサイルの攻撃

 

昨年11月、サウジアラビアの首都リヤドのキング・ハーリド国際空港に対する長距離弾道ミサイルの攻撃を受け、ヘイリー大使は記者会見で、イラン製ミサイルの残骸だと主張する鉄の塊の傍らに立ち、イランは安保理決議に違反していると非難しました。

その少し後に、ファルハン・ハク国連事務総長副報道官は、記者会見で、「このミサイルの製造国を決定付けるような確かな証拠は存在しない」と語りました。

イランからイエメンへのミサイル供与に関するアメリカの主張の一方で、この3年間、イエメンはサウジアラビアとアメリカによって最も厳しい封鎖下におかれており、ミサイルはおろか、医薬品でさえイエメンに移送することが不可能な状況です。

さらに、サウジアラビアの情報筋がイエメン攻撃の当初に発表した報告では、イエメンは300発から400発の長距離弾道ミサイルを保有しているとされています。