イラン外相、「イランは地域での覇権獲得を望んでいない」
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イランのザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、「イランは、地域で覇権を追い求めていない」と強調しました。
ザリーフ外相は18日日曜、ドイツ・ミュンヘンでの安全保障会議において、「超大国やその地域の同盟国は、自らの誤った選択のためにイランを非難しているが、イランが求めているのは強力な地域の形成であり、地域における覇権を追求していない」と述べました。
また、ミュンヘン安全保障会議における、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の反イランの発言は、アニメのサーカスのようだとし、「レバノンに対するシオニスト政権の侵略、パレスチナの不法占拠、そして連日のシリアへの攻撃は続いており、この政権は近隣諸国のすべてを攻撃している。そして毎日のようにシリアの領空や領土を攻撃している」としました。
さらに、「数日前のシオニスト政権の戦闘機の撃墜は、この政権の不屈という伝説が崩れたことを意味している」と語っています。
ザリーフ大臣はまた、「テロ組織ISISの敗北は、過激派の滅亡を意味するものではない」とし、「過激派の根源、特に嫌悪感を広める排他的な思想は、依然として残っており、今後いつでも勢いを盛り返す可能性がある」と述べました。
さらに、安全保障は地域の協力にかかっているとし、「イランは、核合意の実施後、地域の対話システムの結成を提案してきたが、それは、地域が現在抱えている惨状から脱却するには、これ以外の方法がないからだ」としています。
ザリーフ大臣は、ペルシャ湾岸諸国の間の相互信頼の強化には全面的な措置が必要だとし、「サウジアラビアがイランとの真剣な対話を望めば、イランとサウジアラビアの間に危機は存在しないと考える」と語りました。
また、「核合意に関する最近の措置は、イランの利益にそったものではない」とし、「イランは、核合意が違反された場合には、その違反者が後悔するような回答を与える」と強調しました。
ザリーフ大臣はさらに、イランは核合意の取り決めを守っているとし、「シオニスト政権首相の欺瞞的な行動に関係なく、核合意は今後も維持される」としました。