イラン外相、「欧州は、アメリカの核合意残留のために行過ぎている」
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イランのザリーフ外務大臣が、「ヨーロッパ諸国は、アメリカを核合意にとどまらせるために行過ぎている」とし、「この行動はヨーロッパ自身の政策にダメージを与えることになる」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
3月 05, 2018 17:27 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外務大臣
    ザリーフ外務大臣

イランのザリーフ外務大臣が、「ヨーロッパ諸国は、アメリカを核合意にとどまらせるために行過ぎている」とし、「この行動はヨーロッパ自身の政策にダメージを与えることになる」と語りました。

ザリーフ大臣は、5日月曜付けのテヘラン発行の新聞エーテマードの取材に対し、アメリカのトランプ大統領がヨーロッパ諸国に核合意の継続の条件を提示したことに触れ、「彼らは、核合意を完全に実施している国に条件を提示できる立場にない」と述べています。

また、「現在、欧米諸国は核合意に違反している」とし、「アメリカは、核合意に対する自らの政策を理由に、またヨーロッパは特に銀行・金融分野に関して核合意に定められた取り決めを遂行していないことから、核合意に違反している」としました、

さらに、「イランは、EUとアメリカの共同での行動に無関心でいることはない」とし、「イランの解釈では、トランプ大統領は現在、まったく実現性のないスローガンを提示しているが、そうしたスローガンが実行されれば、イランはそれに対ししかるべき対抗措置を講じる、ということだ」と語っています。

 

テヘラン発行の新聞エーテマード

 

ザリーフ大臣はまた、西側諸国がイランの防衛問題に関する協議を実施しようとしていることに触れ、「欧米諸国は、過去1年だけで西アジア地域において、サウジアラビアには670億ドル、ペルシャ湾岸協力会議の加盟国には合計で1160億ドルの兵器を売却している。このためイランの防衛力の問題に関して協議することは、全く意味がない」と述べました。

さらに、「ヨーロッパ諸国は、イランの防衛力の問題において、全く無意味な行動を開始しており、それらの一部はトランプ大統領を満足させるためこの路線をとっているが、それが最終的な成果に結びつくことはないだろう」としています。

最後に、ザリーフ大臣はイエメン危機とその解決の必要性に触れ、「ヨーロッパがイエメン危機の解決に大きな役割を果たしたいなら、イエメン国民を殺害する武器の提供国になってはならない」と語りました。