サウジ外相、再び反イランの主張
3月 23, 2018 16:50 Asia/Tokyo
サウジアラビアのジュベイル外務大臣が、22日木曜、アメリカで、再びイランに敵対する発言を繰り返しました。
メフル通信によりますと、ジュベイル外相は、ブルッキングズ研究所で、アメリカのトランプ大統領とシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相に同調し、地域のテロとの戦いの中心であるイランを、テロ支援で非難すると共に、「イランは地域の大きな問題だ」と主張しました。
イランは、イラクやシリアの正式な要請を受け、これらの国のテロとの戦いに対して軍事顧問的な支援を行っていますが、トランプ大統領、ネタニヤフ首相、サウジアラビアの政府高官は、それを好ましく思っていません。
ジュベイル外相はまた、核合意についても、「イランと6カ国の核合意は変更が必要だ」と主張しました。
ネタニヤフ首相とトランプ大統領も、これまで繰り返し、核合意の変更、あるいは可能な場合の破棄を求めてきました。
トランプ大統領は、核合意はイランの利益を確保するだけだとして、その内容をアメリカの利益になるように変更するよう求めています。
このようなトランプ大統領やネタニヤフ首相、サウジアラビア政府の見解に反し、世界は核合意の維持を求めています。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されています。
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