イランとアゼルバイジャン、8つの協力文書に調印
3月 29, 2018 16:12 Asia/Tokyo
イランとアゼルバイジャンが、バクーで、両国の大統領の立会いのもと、8つの協力に関する文書や合意覚書に調印しました。
これらの協力文書は、28日水曜、ローハーニー大統領のバクー訪問の中で、イランとアゼルバイジャンの高官によって調印されました。
この8つの協力文書は、女性と家庭、スポーツと青少年、文化、保健医療、カスピ海の石油の採掘、鉄道敷設への共同投資、経済、産業分野の協力の強化に関するものとなっています。
ローハーニー大統領は、この8つの協力文書の調印の後、記者会見で、「地域問題は、政治的な対話によってのみ、解決できる」と述べました。
さらに、「イエメンとシリアの危機は、政治的な方法によって解決されるべきであり、軍事的な方法では解決できない」としました。
ローハーニー大統領とアゼルバイジャンのアリエフ大統領は、28日、両国の代表団による会合で、イランとアゼルバイジャンの関係を、あらゆる分野で拡大する決意を強調しました。
アリエフ大統領は、地域の平和と安全の確立に向けたイランの政策を支持し、「残念ながら、外国の干渉により、地域で戦争や殺害が拡大している。外国軍は地域諸国の内政に干渉すべきではない」と語りました。
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