3月 30, 2018 18:09 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、「サウジによるイランへの非難は、世論の目を逸らすためのものだ」

イランのホシュルー国連大使が、イエメンのフーシ派によるサウジアラビアへのミサイル攻撃にイランが関与したとするサウジアラビアの非難には根拠がないとし、「このような非難の目的は、イエメンにおけるサウジアラビアの犯罪から、世論の目を逸らすことにある」と語りました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、29日木曜、国連の事務総長と安保理議長に書簡を送り、サウジアラビア連合軍の報道官の非難に抗議し、「このような非難や脅迫は、武力の行使や威嚇を禁じた国連憲章の内容に反している」としました。

また、サウジアラビア軍によるイエメン封鎖に触れ、イエメンに弾道ミサイルが密輸されているとする主張は根拠のないものだとし、「サウジアラビアがこのような非難を行っているのは、イエメンにおける自分たちの犯罪から世論の目を逸らすためだ」と述べました。

さらに、サウジアラビアに対し、イエメンに飢餓をもたらした軍事介入など、地域に混乱を生み出す政策を終わらせるよう求めました。

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