4月 27, 2018 17:09 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、「国連安保理は、シオニスト政権を例外にする政策を停止すべきだ」

イランのホシュルー国連大使が、シオニスト政権イスラエルは地域の情勢悪化の原因になっているとし、国連安保理に対し、この政権を例外にする政策をやめるよう求めました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、26日木曜、パレスチナ問題と中東情勢に関する国連安保理の会合で、「国連安保理が中東の平和と安全の確立に真剣に取り組むのであれば、シオニスト政権を例外にする政策をやめるべきだ」と語りました。

また、シオニスト政権によるパレスチナ占領が、中東のすべての紛争や対立の元凶だとしました。

さらに、シオニスト政権による、シリアのゴラン高原やパレスチナ領土の占領継続に触れ、「このような侵略的な行動と国際法への違反は、テロ組織を支援する目的で行われている」と述べました。

ホシュルー大使は、「シオニスト政権のガザでの犯罪は、計画的なものだった。彼らはパレスチナ人のデモ隊を攻撃し、この中で多数が殉教、または負傷した」としました。

さらに、アメリカが、ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権の首都と宣言し、アメリカ大使館をそこに移転すると決定したことは、国際法規や国連安保理、国連総会の決議に対する違反だとし、「この行動は、間違いなく、地域の危機の拡大につながる」と強調しました。

また、パレスチナの人々へのイランの連帯を表明しました。

 

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