May 03, 2018 17:52 Asia/Tokyo
  • イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長
    イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、「再び制裁が課されるのであれば、イラン国民の世論、政府、国会にとって、核合意を維持する正当性はない」と語りました。

メフル通信によりますと、シリアを訪問したブルージェルディ委員長は、ダマスカスで、「イランは数日で必要な分だけのウランの濃縮度を高めることができる」と述べました。

また、「われわれは大量破壊兵器の開発や使用を禁じた最高指導者の教令と、NPT核兵器不拡散条約により、核爆弾に強く反対している」としました。

さらに、アメリカの政策は世界のNPTの基盤を弱めるとして、アメリカが実際に核爆弾を懸念しているのであれば、何の国際規約も持たず、200発以上の核弾頭により、西アジアと世界の安全保障を脅かしているシオニスト政権イスラエルに目を向けるべきだとしました。

ブルージェルディ委員長は、トランプ大統領が繰り返し核合意に違反していることは、アメリカが国際的に信用できないことを示していると強調しました。

また、最近のアメリカとその同盟国によるシリア侵略に触れ、「アメリカ、イギリス、フランスは、地域の混乱を維持し、シオニスト政権にとっての安全地帯を作り出すよう、シリアを攻撃した」としました。

さらに、「イランはシリアにおける恒久的な治安は、大いに必要であるが、それはシリアの安定が世界の平和と関係しているからだ」と強調しました。

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