イラン商工鉱業会議所会頭、「日本との経済協力拡大に向けた良い機会が整っている」
(last modified Sun, 27 May 2018 09:21:36 GMT )
May 27, 2018 18:21 Asia/Tokyo
  • イランと日本の旗
    イランと日本の旗

イラン商工鉱業会議所のサフルアーバーディー会頭が、「現在、イランと日本の経済協力の拡大に向けた良い機会が整っている」と語りました。

IRIB通信によりますと、サフルアーバーディー会頭は、東京で行われた日本のJICA・国際協力機構の中東・ヨーロッパ担当部長との会談で、イランと日本の関係は文化、歴史の大きな支えがあるとして、「1000年以上の歴史ある文化関係は、常に、そして政治・経済的に厳しい時代においても、2カ国を共につないできた」としました。

また、「この関係は、およそ90年前の在イラン日本大使館の設立により、正式かつ外交的なものとして始まり、イランは日本との関係を拡大したいと考えている」と述べました。

さらに、民間部門におけるイランと日本の関係拡大の用意を強調し、「日本はイランとの関係を構築する中で、重要な地位を有している」と語りました。

サフルアーバーディー会頭は、「イランは地域、近隣諸国、安全保障、運輸のルートという点で大きな機会を有しており、皆がその機会を活用できる」としました。

また、観光業の拡大と、さまざまな産業の訓練・教育コースの開設は、両国の協力の下地の一部だとしました。

サフルアーバーディー会頭は、イランと日本の経済協力拡大を目的に、日本を訪問しています。