世界のメディア、最高指導者の表明を報道
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イスラム共和国の創始者、ホメイニー師の命日の追悼式典で行った表明が、世界のメディアで大きく取り上げられています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 06, 2018 16:56 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イスラム共和国の創始者、ホメイニー師の命日の追悼式典で行った表明が、世界のメディアで大きく取り上げられています。

ハーメネイー師は、4日月曜、ホメイニー師の命日に行われた追悼式典で、ホメイニー師を敬愛する人々、数万人を前に演説し、イラン原子力庁に対し、5日から、核合意の枠内でウラン濃縮能力を19万SWUに拡大するための準備を整えるよう義務付けました。

パキスタンの新聞ドーンとジオ・テレビは、「イランの最高指導者は、敵がイランに一発でもミサイルを発射すれば、我々は10発のミサイルで応じると語った」と伝えました。

アゼルバイジャンのトレンド通信のインターネットサイトは、「イランの最高指導者は、イランが新たな経済制裁を受ける中で、イランの核活動の抑制を続けられるというヨーロッパの空想について警告した」としました。

アナトリア通信やスターなどの新聞をはじめとするトルコのメディアは、イランの最高指導者が、ウラン濃縮の復活の準備を整えるようイラン原子力庁に指示したことは、西側諸国にとって衝撃的なメッセージだったとし、さらに、シオニスト政権の地球上からの消滅に関するハーメネイー師の発言が、各紙のタイトルとなりました。

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

アルマヤーディン、スカイニュース、アルアラビーヤ、アルジャジーラ、BBCアラビア語放送、ロシアアルヨウム、ロシアトゥデイ、ロイター通信、フランス通信も、「最高指導者のハーメネイー師は、4日月曜、ヨーロッパに対し、イランが核計画の制限を受け入れるとともに、経済的な制裁にも耐えるという考えは、単なる空想に過ぎないと警告した」と伝えました。

ロイター通信は、「イランのミサイル計画を制限することは、実現することのない夢だ」としたハーメネイー師の表明に触れました。

ワシントンポストとAP通信も、報告の中で、“あらゆる攻撃に応じるというイランの最高指導者の約束”という表現を用いました。

スプートニクは、「敵は信用できない。イランは外国の圧力に屈しない」とするハーメネイー師の発言をタイトルに用いました。

インディペンデントも、報告の中で、「イランは敵から攻撃されれば、10倍の激しい攻撃を行う」としました。

フォックスニュースは、“戦争への恐怖”は西側のプロパガンダとしたハーメネイー師の表明を取り上げました。

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

USニュースは、「イランの核活動の制限は、実現不可能な夢」というハーメネイー師の表明を取り上げました。

アルアラビーヤも報告の中で、地域における抵抗勢力へのイランの支援の継続について伝えました。

シオニスト系の新聞、エルサレムポストは、敵の攻撃に対するイランの10倍の報復を約束したハーメネイー師の発言を取り上げました。

クウェート通信も、ウラン濃縮の処理能力を19万SWUに拡大する準備についてのハーメネイー師の指示を伝えました。

ユーロニュースのアラビア語放送は、「イランは地域の抵抗勢力への支援を継続する」としたハーメネイー師の発言を取り上げました。

また、レバノンのアルナシュラは、敵の攻撃に対するイランの10倍の反撃に関するハーメネイー師の表明を伝えています。