イランIAEA大使、「核合意存続は、他の参加国がイランの利益を保障するかにかかっている」
6月 07, 2018 17:15 Asia/Tokyo
イランのナジャフィIAEA国際原子力機関大使が、「核合意の存続は、他の参加国がイランの利益を保障するかにかかっている」としました。
イルナー通信によりますと、ナジャフィ大使はIAEA定例理事会で、核合意を続けたいのであれば、残りの参加国は、イランの利益が、無条件に、完全な形で補填されることを確実にすべきだと語りました。
また、核合意の締結により、10年以上に及ぶ不必要な危機は終わったとして、「核合意は、相互の行動による国際的合意であり、拡大、変更したり、再協議できるものではない」と述べました。
さらに、イラン国民は制裁や制限が実施されている中で、核合意による取り決め履行を続けることを受け入れないと強調しました。
ナジャフィ大使はアメリカの核合意離脱と、その後のアメリカ政府の行動に触れ、この行動は、国連憲章や国際法規を完全に無視したものであり、国際的な原則を危機に陥れるとしました。
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