各国が、米のイラン産油原油禁輸要求に反対
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イラン原油の生産業
イラン産原油の禁輸というアメリカの要求に、世界各国が反対しています。
26日火曜、アメリカ国務省の関係者が、「アメリカは世界の全ての国に対し、今年の11月以降、イラン産原油の輸入を停止するよう求めた」と述べました。
イラン外務省のガーセミー報道官は、イラン産原油の禁輸に関するアメリカの政府関係者の発言に反応し、「イランは、国内の能力を支えに、国際的な可能性を活用して、アメリカの制裁に抵抗する」と語りました。
中国国営石油会社シノペックは、「アメリカの対イラン制裁は、わが国のイラン産原油の輸入には影響しないだろう」と表明しました。
シノペックの幹部の1人は27日水曜、「中国の石油企業は、イランからの原油の輸入に当たって、アメリカとは関係のないタンカーを利用している。このため、アメリカが対イラン制裁の復活を決定しても、わが国のイラン産原油の輸入に弊害が及ぶことはない」と語りました。
また、「中国政府がアメリカ産原油の輸入に25%の関税を課した場合、中国の石油会社は、アメリカ産原油の輸入を停止する」と述べています。
中国とインドは、アジア最大のイラン産原油の輸入国です。
アメリカのヘイリー国連大使は、対イラン制裁の強化を目的に、インドに対しイラン産原油の輸入を停止するよう求めました。
インドのスワラージ外務大臣は最近、「インドはアメリカの対イラン制裁に反対する」と語っています。
フランスも、アメリカが同盟国にイラン産原油の輸入停止を要求したことに反応し、核合意の実施と、イランのこの合意による経済的な利益の利用を強調しました。
トルコのゼイベクチ経済大臣も、アメリカの対イラン制裁に従わない意向を表明しています。