イラン大統領、「悪意を抱く者たちは、イラン国民に屈服する」
6月 28, 2018 19:55 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「敵の脅迫を退け、チャンスにすべきだ。悪意を抱く者たちは、すぐにイラン国民に屈服するだろう」と語りました。
ローハーニー大統領は28日木曜、イラン南部の港湾都市バンダルアッバースにある、世界最大級のガス精製所の操業式典において、制裁や圧力は、世界の大国に対して名誉を示し、生産活動を行い、イニシアチブを発揮するためのチャンスだとし、「イランの戦略的な位置づけや安全は、きわめて重要であり、現在のイランは一部の地域諸国やペルシャ湾岸諸国と比べてはるかによい状態にある」と述べました。
また、「ペルシャ湾岸諸国は、地域におけるアメリカ軍の駐留に年間90億ドルも費やしている」としました、
さらに、アメリカ大統領のイランへの敵対や核合意からの離脱に触れ、「アメリカで政権を握った人々は、約束事をまったく守らず、彼らにとって約束事はまったく価値がない」と語りました。
また、「アメリカ国民の半分は、政府の行動に不満である」とし、「敵の負担や損害を増やし、敵の陰謀に対する抵抗によって、イラン国民の意志の前に彼らを疲弊させる必要がある」と強調しました。