イラン国連大使、「他国への暴力行使は国連憲章への違反」

イランのホシュルー国連大使が、「他国に対する一方的な暴力行使は、国連憲章への違反である」と語りました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー国連大使は２日月曜、戦争犯罪、民族浄化、人類に対する犯罪から人々を守る責務に関する国連総会において、「人道支援を口実にした大国による武力行使は、政治的な内政干渉の下地を作り出すことになるが、これは許されないことだ」と述べています。

また、「イランは、国際社会が世界レベルでの大きな犯罪の発生に対し警戒し、将来において大量殺りくが繰り返されることを許してはならないと考えている」としました。

さらに、「過去２０年間において国連安保理が大量虐殺や侵略に現実的な形で対処しなかったために数百万人の人々が殺害され、または難民となったことは誰も忘れない」と語っています。