イラン外相とEU上級代表、核合意合同委員会の会合前に会談
(last modified Fri, 06 Jul 2018 08:27:26 GMT )
7月 06, 2018 17:27 Asia/Tokyo
  • イラン外相とEU上級代表、核合意合同委員会の会合前に会談

イランのザリーフ外務大臣がとEUのモゲリーニ外務・安全保障上級代表が、6日金曜朝、オーストリア・ウィーンのホテルで開催される核合意締結国の外相による合同委員会の会合の前に会談を行いました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相とモゲリーニ上級代表は、この会談で、核合意の今後と合同委員会の会合で話し合われる問題について協議しました。

核合意合同委員会の会合は、アメリカの核合意からの離脱を受け、イランの要請によって開催されます。

アメリカのトランプ大統領は、5月8日、イランに対する根拠のない主張を繰り返し、アメリカの核合意離脱と核関連の制裁の復活を発表しました。

この行動は、国内外から大きな批判を浴びました。

イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ、EUは、核合意の締結国として、この国際合意を支持すると表明しました。

イランのローハーニー大統領も、アメリカの核合意離脱後、イラン外務省に、数週間以内にヨーロッパ諸国や中国、ロシアと協議を行うよう指示したとし、「イランの国益が満たされれば、イランは核合意に留まる」と語りました。