イラン外相、「制裁と核合意の遵守は共存できない」
(last modified Fri, 06 Jul 2018 09:04:50 GMT )
7月 06, 2018 18:04 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「制裁と核合意の遵守は共存できない」

イランのザリーフ外務大臣が、ツイッターで、核合意に留まっている国々に対し、「制裁とイランの核合意の遵守は共存できない」と語りました。

ザリーフ外相は、5日木曜、オーストリアのウィーンで6日金曜に開催される核合意の締結国の外相による合同委員会の会合について、「イランは、曖昧な約束を求めていない。核合意の締結国には、実現可能な取り決めの実施を期待している」と語りました。

また、「核合意に留まった国々による実現可能な取り決めは、イランの利益を満たすものでなければならない」としました。

さらに、核合意合同委員会の会合に出席する目的は、具体的な解決策を見出すことにあるとし、「イランは、EUとロシア、中国に対し、実現可能で明確な取り決めを提示し、時間のかかる曖昧な約束をしないよう望んでいる」と述べました。

ザリーフ外相は、5日、核合意合同委員会の会合に出席するため、ウィーンを訪問しました。

6日、アメリカの核合意離脱後、初めての合同委員会による外相レベルの会合が開催されます。