7月 15, 2018 18:13 Asia/Tokyo
  • テヘラン駐在のハカンテキン・トルコ大使
    テヘラン駐在のハカンテキン・トルコ大使

テヘラン駐在のハカンテキン・トルコ大使が、トルコは一方的な制裁を合法的で利益あるものとは見なさいとして、「トルコはアメリカなどのほかの国の意向に基づいて自国の政策を決めない」と述べました。

ハカンテキン大使は、15日日曜、トルコのクーデター未遂2年に際して、「一方的な制裁に対するトルコの政策は明らかであり、トルコは制裁の時期においても、イランの人々に寄り添ってきた」と語りました。

また、イランはトルコの重要な隣国とみなされるとして、「イランとトルコは、大規模な経済関係を有しており、政治、防衛・安全保障政策においても協力し、また共通の利益を有している」と語りました。

さらに、クーデターの際にイランがトルコ政府を支持したことに感謝しました。

トルコ軍の一部の兵士は、2016年7月15日、軍の中央司令部や空港など、戦略的な場所を占領しようとしましたが、数時間後、この行動は失敗に終わりました。

ハカンテキン大使は、シリア危機についても、シリアには軍事的な選択肢はなく、政治的な方法によって解決すべきであり、トルコもこの中で、アスタナ・プロセスに参入しているとしました。

カザフスタンのアスタナにおける和平協議は、2017年1月から、イランのイニシアチブと、トルコ、ロシアの協力により、シリアの和平確立を目的として始まりました。

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