イラン最高指導者顧問、「イランの地域戦略に変更はない」
(last modified Wed, 18 Jul 2018 10:43:08 GMT )
7月 18, 2018 19:43 Asia/Tokyo
  • イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問
    イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問

イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、イランの地域における戦略的な政策が変更することはないとし、「イランはシリアとイラクの要請により、これらの国に赴いたのと同じように、イエメンを支援することができる」と語りました。

ファールス通信によりますと、先週、ロシアの政府高官と会談するため、モスクワを訪問したヴェラーヤティ顧問は、ロシアトゥデイのインタビューで、最近のロシア訪問は、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相のモスクワ訪問とは関係がなかったとし、「イランとロシアがシリアから撤退すれば、アメリカとシオニスト政権は、シリアでのテロ組織への支援を続けるだろう」と強調しました。

また、イランはシリアの要請があった場合にのみ、シリアから撤退するとし、「イランとロシアがシリアでそれぞれ独立した政策を進め、両国の見解の対立が存在するのは自然なことだが、協力や共通点も多い」と述べました。

さらに、「シリアにおけるイランの存在は、アメリカや西側諸国、一部の地域諸国とは関係がなく、イランは、シリアの政府と国民、領土保全を支持している」と語りました。

ヴェラーヤティ顧問は、「アメリカのトランプ大統領は、世界で横暴な態度を取っており、イランはアメリカやその他の国による覇権主義に反対する」と強調しました。

タグ