米上院議員、イランに対するトランプ大統領の言葉の攻撃を批判
7月 25, 2018 18:52 Asia/Tokyo
アメリカの上院議員の一部が、イランに対するアメリカのトランプ大統領の最近の言葉の攻撃を批判しました。
AP通信によりますと、アメリカ民主党のチャック・シューマー上院院内総務は、「イランに関するトランプ大統領のツイートは、彼がロシア大統領との会談の問題からアメリカの世論の目を逸らせる上で困惑していることを示している」と語りました。
また、「トランプ大統領は、問題に直面した際、別の場所で言い争いや不和を生じさせようとしている」と述べました。
さらに、上院外交委員会のコーカー委員長も、イランに対するトランプ大統領の脅迫を批判し、「ツイッターは対外政策面での重要な声明を出すための相応しい場所とは思えない」としました。
トランプ大統領は23日月曜、イランのローハーニー大統領の警告に反発し、ツイッター上で、「アメリカを脅迫してはならない」と述べています。
ローハーニー大統領は22日日曜、アメリカに対し、「イランの石油を輸出させない」とした発言への反応として、「アメリカ大統領は、イランが歴史を通して地域の海上ルートの安全を確保してきたことを再認識すべきである。また、火遊びに興じてはならない。なぜなら、それに対するイランの回答により自分の行動を悔やむことになるからだ」としました。
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