世界アッシリア人協会、「イラン人キリスト教徒はアメリカという養父を必要とせず」
8月 15, 2018 16:55 Asia/Tokyo
世界アッシリア人協会のヨナサン・ベトコリア事務局長が、「イラン人のアッシリア教徒やキリスト教徒のコミュニティは、アメリカという養父を必要としていない」と語りました。
アメリカのポンペオ国務長官は最近、ツイッター上、「イランにおける少数派の宗教の信者たちは暴虐と圧制のもとに置かれている」と主張していました。
イルナー通信によりますと、イラン国会のアッシリア人及びキリスト教徒の代表を務めるヨナサン・ベトコリア氏は14日火曜、「世界の宗教的少数派と、養父としてのアメリカ」と題した声明において、「アメリカの政治家は、世界で少数派の宗教の信者に対して活動する自らの手の先について工夫を考え、イラン人に同情する必要はない」と述べています。
また、「アメリカは、シオニスト政権イスラエルが自らの占領する地域内に住むアラブ系パレスチナ人という少数派の人々を、第1級市民として扱っていない事実を確実に承知している」としました。
さらに、「アメリカの現政権は、世界における少数派の擁護者を自称しながら、自らが世界でこれらの人々に対する暴虐に加担している」と語っています。