国連特別報告者、アメリカの対イラン制裁を違法と判断

国連特別報告者が、再び、イランに対するアメリカの制裁は違法だとしました。

イルナー通信によりますと、国連のジャザイリ特別報告者は、核合意から一方的に離脱した後のアメリカの対イラン制裁の復活は、この合意が国連安保理で全会一致で承認されたことから、違法だとしました。

アルジェリアの元国連大使のジャザイリ報告者はまた、「国際的な制裁は、法規に基づいたものであるべきで、一般人の権利を蹂躙しないが、アメリカの対イラン制裁はその指標が欠如しており、不正だ」と述べました。

さらに、イランで活動するヨーロッパの経済関係者を保護するとしたEUの公約を歓迎し、アメリカの不正な制裁に対抗する上での努力を強調しました。

アメリカのトランプ大統領は、５月８日、イランに対する根拠のない非難を繰り返し、核合意からの離脱と、イランに対する核関連の制裁の復活を宣言しました。

この行動は、国際社会や、核合意のほかの締結国からの大きな批判に直面しています。