イラン全国で、アーシュラーの追悼行事(画像+映像)
9月 20, 2018 19:39 Asia/Tokyo
イラン全国で、シーア派3代目イマーム・ホサインが殉教したアーシュラーの日に際し、追悼行事が行われました。
20日木曜は、イマーム・ホサインの殉教日であるイスラム暦モハッラム月10日です。
イマーム・ホサインは、教友や親族数十人とともに、西暦680年のイスラム暦のこの日に、ウマイヤ朝の暴君ヤズィードの軍勢との不均衡な戦いの中で、イラクにあるカルバラで、57歳で殉教しました。
イランではこの日、全国各地にあるモスクなどの宗教施設において、追悼集会を行う場が設けられ、また人々が行列を作って、カルバラで非業な殉教を遂げた人々のために胸をたたいたり、鎖で体をたたいて追悼の意を表しながら街頭を練り歩きます。
老若男女の混じった集団が、この儀式に参加し、イマーム・ホサインの殉教を追悼するとともに、手で頭や胸をたたきます。
20日木曜は、朝早くから大勢の人々が整列して追悼の行列を結成し、鎖の束で体をたたいたり、哀歌の朗誦を行い、イマーム・ホサインとこれに従った忠実な教友らの殉教を悼みました。
アーシュラーの追悼儀式は、イランのほかにもレバノン、イラク、アフガニスタン、パキスタン、インド、トルコ、イエメン、バーレーン、ロシア、イタリア、イギリス、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアなどでも実施されています。
トルコでのアーシュラーの儀式
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