イラン大統領、「アメリカはイランに情勢不安を作り出そうとしている」
9月 23, 2018 16:10 Asia/Tokyo
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イランのローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、イラン南西部のアフワーズで発生したテロ攻撃に遺憾の意を表明し、「アメリカは、イランに情勢不安を作り出そうとしているが、彼らが成功することはない」と強調しました。
ローハーニー大統領は、23日日曜、国連総会に出席するため、ニューヨークに向かう前にテヘランで記者団に対し、イランにとって、アフワーズのテロ攻撃を企てた者たちは明白だとし、「イランがこの犯罪を許すことはなく、テロリストには断固とした対応をとる」と語りました。
また、アフワーズのテロ攻撃が、イラン国民の意志に影響を及ぼすことはないと強調し、「人権の主張者は、この犯罪について責任を果たすべきだ」と語りました。
さらに、ニューヨーク訪問に触れ、「国連総会に出席することは、地域・国際問題に関するイランの見解を説明するための良い機会だ」と語りました。
ローハーニー大統領は、現在の世界の情勢は好ましいものではないとし、「アメリカは国連を悪用している。アメリカの国連における権限は、他のすべての国と同様であるべきだ」と語りました。
また、アメリカのイラン核合意からの離脱と、イランに対する圧制的な制裁の行使について、「アメリカは、イラン国民に独立の決断を後悔させようとしているが、彼らが悪しき目的を果たすことは絶対にないだろう」と強調しました。
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