イラン大統領、「いかなる政権や勢力も、イラン国民に歯向かうことはできない」
(last modified Wed, 26 Sep 2018 07:30:53 GMT )
9月 26, 2018 16:30 Asia/Tokyo
  • イランのローハーニー大統領
    イランのローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「イランは1つの民主国家であり、いかなる国の政府や勢力も、イラン国民に歯向かうことはできない」と語りました。

ローハーニー大統領はアメリカ・ニューヨークの現地時間で25日火曜、CNNのインタビューに応じ、イランの政権交代というアメリカの夢に触れ、「アメリカは、かつてはイランで1979年のイスラム革命前のように、完全にアメリカの管理下にある政権に遭遇することを思い描いていたが、決してその目標を達成する事はなかった。イラン国民は今後も常に、力強くあり続ける」と述べています。

また、アメリカの現政権の責任者らの言動面での明らかな矛盾に触れ、「アメリカの政府関係者は、自分たちがイラン国民に圧力をかけていると言っておきながら、一方でイラン国民に興味があると述べている」としました。

さらに、「アメリカの制裁の唯一の目的は、イラン国民に対する圧力行使だ」とし、「イランに対するアメリカの違法な制裁は、一般市民の生活を逼迫するだけであり、これはイラン国民に対するアメリカの敵対行為を意味する」と語っています。

ローハーニー大統領はまた、「アメリカが対イラン制裁の強化は、アメリカや地域の利益にはならない」とし、「アメリカが現在大きな過ちを犯しているという事実は、歴史が裁断するだろう」と述べました。

さらに、シリアにおけるイランの軍事顧問の駐在は、シリア政府の要請に基づくものだとし、「イランの支援、並びにシリアとイラクの国民の抵抗がなかったら、今頃この2つの国はテロ組織ISISの手に落ち、ISISがこれらの地域にテロリスト政権を発足させ、地域や世界を脅かしていたはずである」としています。

ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

 

https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese

http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ