イラン国家安全保障最高評議会書記、地域・国際問題に関するイランとロシアの意見交換を強調
(last modified Thu, 27 Sep 2018 10:58:26 GMT )
9月 27, 2018 19:58 Asia/Tokyo
  • シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記とパトルシェフ安全保障会議書記
    シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記とパトルシェフ安全保障会議書記

イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会書記が、テロ対策など、重要な地域問題や国際問題に関する、イランとロシアの緊密で効果的な意見交換を強調しました。

シャムハーニー書記は、27日木曜、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と会談する中で、核合意支持に関するロシアの立場を評価し、「国際規約を弱める一方的なアメリカの政権の立場は、世界、特に地域の経済と安全保障にとって危険であり、この共通の脅威に真剣に対抗すべきだ」と語りました。

また、アメリカによる、イラン、ロシア、中国に対する制裁という武器の行使は、これらの国の成長や力の拡大に対して、アメリカがおくれを取っていると感じていることを理由としており、経済分野の協力の強化と、貿易の下地を整えることで、容易にそれに対抗することができるとしました。

テヘランで行われた地域諸国の安全保障対話に参加するため、イランを訪問していたパトルシェフ書記も、「中東地域は、アメリカと一部の同盟国による、イラクとシリアで敗北したテロリストの移送という脅威にさらされており、協力の拡大が必須であり、また、この懸念すべき現象に対抗するため、地域の相互協力は避けて通れない」と語りました。

また、アメリカの危険な独善的な行動に真剣な形で対抗しない場合、すぐに世界は、アフガニスタンで、イラクやシリアと同じような危機に直面することになるとしました。

 

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