アメリカ大統領補佐官、多数の国が対イラン石油制裁に従っていないことを認める
11月 01, 2018 17:57 Asia/Tokyo
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アメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官
アメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官が、数多くの国が、アメリカの一方的な対イラン石油制裁に従っていないことを認めました。
アメリカの新聞ワシントンタイムズのインターネットサイトによりますと、ボルトン補佐官は先月31日、アメリカが対イラン制裁で成功しないことをほのめかし、「おそらく大半の国は、イランからの石油輸入をすぐにゼロにすることはできないだろう」と述べました。
また、「アメリカは、対イラン石油制裁により友好国や同盟国に弊害を与えることを望んでいない」としました。
対イラン石油制裁に多くの国が反対していることを受け、アメリカ財務省はそれまでの立場から譲歩し、イラン産原油購入のための免除措置の実施を発表しています。
アメリカの金融情報紙ウォールストリートジャーナルは先月26日、「イランとの貿易に当たってSWIFTに代わる送金システムを設ける、というヨーロッパの措置を受け、アメリカはこの国際的な送金ネットワークに関して、対イラン制裁を実施する上での岐路に立たされている」と報じました。
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