ザリーフ外相、「イランのミサイルについては協議できない」
イランのザリーフ外相が、「イランのミサイルは、防衛・抑止的な側面を有している」と強調し、イランのミサイル能力については協議できない」と語りました。
ザリーフ外相は、15日土曜、カタール・ドーハでの国際会議の傍ら、アルジャジーラテレビのインタビューに応じ、「イランは、他の西アジア諸国より、軍事費用が少ない」としました。
ザリーフ大臣は、イランは弾道ミサイル実験を行ったことで、安保理決議2231に違反したとする、アメリカの政府関係者の主張を否定し、「アメリカこそ、核合意離脱により明らかに安保理決議2231に違反している。そのため、アメリカはこの決議について語る立場にはない」と述べています。
また、「安保理決議2231は、イランのミサイル実験を禁じておらず、核弾頭搭載用に設計されているミサイルに言及している」としました。
さらに、「核合意と安保理決議2231は、イランが核兵器獲得を追求していないことについて検証しており、このことはイランが実験を行うミサイルの開発が安保理決議に違反していないことを意味する」と語っています。
ザリーフ外相はまた、「国際社会は、核合意の存続を望んでいる」とし、「アメリカは、核合意の弱体化や無効化のためにあらゆる手段を尽くしてきたが、国際社会がこのアメリカの粗暴なやり方を受容することはないだろう」と述べました。
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