12月 23, 2018 14:22 Asia/Tokyo
  • アメリカの空母
    アメリカの空母

イランの海上産業機関の長官を兼任するラステガーリー国防軍需次官が、「わが国の革命防衛隊海軍の艦艇は、国際的な慣習に倣ってわが国の南部のホルモズ海峡にて、アメリカの空母を追跡、特定した」と語りました。

ラステガーリー次官は22日土曜、IRIB通信のインタビューで、イランのイスラム革命防衛隊海軍の艦艇が、アメリカの空母に接近したことについて、「ペルシャ湾海域にいずれの艦艇が入ってきても、ホルモズ海峡より内部はイランの領海を航行することになるため、海洋面での秩序維持の慣例に従い、その船舶の入域時および、海域からの退去の際にその船籍の国籍や目的地、任務内容が尋問、捜査される」と述べています。

また、「当防衛隊海軍はホルモズ海峡において、あるいは政府軍内の海軍はオマーン海において、これらの海域に入ってきた船舶に対する尋問を行っているが、イラン恐怖症を誘うプロパガンダにより、こうした尋問が相手側により誇張されている」としました。

ラステガーリー国防軍需次官

さらに、「アメリカの空母艦隊は、10ヶ月ぶりに再びペルシャ湾内に入ってくるようになった」とし、「国際的な慣例に従い、当防衛隊海軍の巡洋部隊はアメリカの空母に接近、尋問し、当海域での停泊や目的などについて確認した。また、彼らも平和的に航路を航行し、定められた自らの航路を進んでいる」と語っています。

ラステガーリー次官はまた、イランの無人機がアメリカの空母を追跡し、これに向かって数回にわたり砲撃した、とする一部のメディアの報道を否定し、「わが国の無人機とヘリは、ホルモズ海峡でアメリカの空母に関わったことはなく、それは軍事演習“偉大なる預言者”の実施によるものであった」と述べました。

 

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