イラン大統領、「近く地上から高度６0０キロメートルの周回軌道に、初の観測用衛星を打ち上げる見込み」

1月 14, 2019 19:52 Asia/Tokyo

イランのローハーニー大統領が、「わが国初の観測用衛星パヤームが、近く地上からの高度６００キロメートルの周回軌道に打ち上げられる見込みだ」と語りました。

ローハーニー大統領は１４日月曜、イラン北部ゴンバデカーヴースの人々を前に、「衛星パヤームは完全に国産で、これを搭載するミサイルもイラン製だ」と述べました。

また、「この衛星は１日に６回イラン上空を通過し、気象や農業の状況、国土の水資源や森林の状況を観測し、その情報を地上に伝達できる」としました。

さらに、「イラン国民は国際社会に対し、自らが知識や学問を有する国民であることを証明した」とし、「イラン国民は、敵の陰謀におののかなくとも済むように、科学技術や経済、防衛面での大きな力を生み出した」としました。

そして、「アメリカ、シオニスト政権イスラエルなどは、イラン国民を屈服させることはできない」と強調し、「イランは世界のすべての友人と兄弟関係にあり、最高の関係を有している」と述べました。

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