駐英イラン大使、「欧州はINSTEX実施に当たって条件を設定する権利を持たない」
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イギリス駐在のバイーディーネジャード・イラン大使
イギリス駐在のバイーディーネジャード・イラン大使が、「ヨーロッパには、特別金融ルート(INSTEX)の実施に当たって条件を設定する権利はない」と語りました。
イルナー通信によりますと、バイーディーネジャード大使は3日日曜、ツイッターで「対イラン通商用のヨーロッパの特別金融ルート(INSTEX)の実施は、大幅に遅れていたヨーロッパ側の核合意取り決め履行の一環で行われたものだ」と指摘しました。
これに先立ち、イラン貿易振興機関のマウドゥーディー長官代理も、「ヨーロッパ側が、『イランとの特別金融ルートは食品や医薬品など制裁対象外の物資に適用される』とするのはイラン核合意に反している。そもそもイランは核合意に違反していない」と強調しました。
英独仏のヨーロッパ3カ国の外相らは先月31日、EU会合の傍ら、イラン・欧州間の特別金融ルートINSTEXが設立されたことを明らかにしました。
昨年5月、アメリカの核合意離脱と同時に、イランと欧州の中小企業の間の通商取引の円滑化を目的とした、独自の金融ルートの開設が提案されました。
しかし、ヨーロッパは様々な理由を設けては、この特別金融ルートの開設を先延ばしにしてきた経緯があります。
トランプ米大統領は昨年5月8日、一方的にイラン核合意から離脱し、この合意に定められた同国の取り決めに反して、核関連の対イラン制裁の復活を宣言しました。アメリカのこの行動は米国内はもとより世界規模で大きな非難を浴びています。
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