イラン南東部で発生した自爆テロに対し、各国の非難が継続
2月 16, 2019 20:31 Asia/Tokyo
イラン南東部で今週発生したテロ事件に対し、世界の多くの国や国際機関が相次いで非難声明を出し、イランの政府と国民、事件で殉教した犠牲者の遺族に対する哀悼の意を表明しました。
今月13日水曜夜、イラン南東部スィースターンバルーチェスターン州で、同国の国境警備隊員を乗せたバスが自爆テロによる攻撃を受けました。
このテロ攻撃は、イランイスラム革命防衛隊陸軍の一部隊を乗せたバスを標的に、爆発物を載せた車両を使用して実行されたもので、これにより国境警備隊員27人が殉教、ほか13人が負傷しました。
今回の事件に関しては、サウジアラビアとアメリカの支援を受けたテロ組織が犯行声明を出しています。
なお、これまでにアフガニスタン、パキスタン、インド、トルコ、中国、ロシア、カタール、クウェート、レバノン、アルメニア、イラク、ニカラグア、ボリビア、ベネズエラ、エクアドル、シリアの各国に加え、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス、パレスチナ・イスラム聖戦運動がこの事件に対する非難声明を出し、また犠牲者とその遺族、負傷者、並びにイランの政府と国民に対する同情の意を表明しています。
国連安保理も声明を発表し、このテロ事件を強く非難しました。
こうした中、EUは声明の中でテロそのものへの非難には言及せず、事件の発生に遺憾の意を示すに留まりました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ