イラン外務省、「アメリカは、西アジアでの緊張状態の維持を追求」
3月 14, 2019 22:03 Asia/Tokyo
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イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカは、事実に反する捏造された主張や疑惑を提示し、西アジアの状況を、表面的に解決不可能の複数の危機を伴う緊迫した状態のまま維持しようとしている」と語りました。
ガーセミー報道官は14日木曜、エネルギー関連の年次会合におけるアメリカのポンペオ国務長官の発言に反応し、イランとイラクの関係及び、国連のグテーレス事務総長との会談で、ポンペオ長官が価値のない主張を繰り返したことに、「イランとイラクの関係は、両国の指導者の意志、及び両国民の要求により、完全に相互尊重や信頼に基づいて成立している」と強調しました。
また、「両国はアメリカの干渉的な政策とは逆に、決して相手側に自国の要求を押し付けることはない」としました。
さらに、ポンペオ長官がグテーレス事務総長との会談で展開した主張に関し、「アメリカの現在の政策がもたらしているのは、罪なき多数の人々の命の犠牲、一部地域諸国のインフラの破壊、これらの地域諸国での危機や紛争の激化、自国の武器の輸出と収入の増加である」と非難しました。
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