イラン商鉱工業次官、「イランに1兆ドルの経済的機会」
(last modified Sat, 04 May 2019 08:34:35 GMT )
May 04, 2019 17:34 Asia/Tokyo
  • カタールでの第16回アジア協力対話
    カタールでの第16回アジア協力対話

イランのサーレヒーニヤー商鉱工業次官が、「イランは1兆ドルもの経済的機会を秘めた国だ。その門戸は全ての投資家に向かって開かれている」と語りました。

イルナー通信によりますと、サーレヒーニヤー次官はカタール・ドーハで開催された第16回アジア協力対話において、「イランは平和主義国家として、技術移転やエネルギー、観光業、教育の発展、通信インフラ、医薬・医療をはじめ全ての分野において、経済通商関係の拡大を追求している」と述べました。

また、イランに対するアメリカの違法かつ一方的な制裁に触れ、「イランは地域で最も工業化の進んでいる国だ。友好国のエネルギー分野での安全確保に加え、様々な鉱産物や工業製品を生産、世界各地に輸出している」と強調しました。

さらに、「イランは世界各国に対し、アメリカの一方的な対イラン制裁を無効にするため、これまで以上に積極的な役割を果たすよう期待する。つまり、このような状況が続けば、最終的に全ての国が理不尽な輩による一極主義、専横的なやり方に巻き込まれることになる。問題はイランだけでは済まされないからだ」と呼びかけました。

アジア協力対話は、地域内の対話と協力による恒久的な平和の下地作りや、経済発展への寄与を目的に、2002年6月に創設され、現在では34カ国が参加しています。

 

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