May 21, 2019 15:04 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、地域外からの扇動・分裂工作に関して警告し、「ペルシャ湾岸地域の問題の唯一の解決法は、地域諸国間の対話である」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は20日月曜、国連のグテーレス事務総長と安保理議長に宛てた所管において、「現在、地域外の特定の領域の因子が、虚偽を広め、捏造された情報や世論を混乱させるニュースの提供により、また中東における自らの同盟国の支持をよりどころとし、地域に海軍を派遣して自らの不当な利益を追求しようとしている」と述べています。

また、「こうした特定の因子の目的は、ペルシャ湾岸地域諸国の間に分裂を引き起こし、彼らの間の相互信頼を喪失させ、この地域内での緊張や情勢不安に拍車をかけることにある。この状態が制御されなければ、事態は遅かれ早かれコントロールを失い、この地域内での不要不急な危機に発展しかねない」としました。

さらに、「イランは常に、戦争や衝突を否定してきている」と強調し、「しかるに、外部から我々に戦争がしかけられれば、イランはその本来の合法的な防衛権を行使して自国民や自らの利益を防衛するだろう」と語っています。

タフテラヴァーンチー大使はまた、「この問題が間善意解決されなければ、予想されるあらゆる衝突が急速に地域レベルを超え、確実に国際的な安全保障や平和に甚大な悪影響を及ぼすだろう」と述べました。

さらに、「これに基づき、イランの見解では現在の地域の複雑な安全保障問題は、ペルシャ湾願書国の間の対話や建設的な協力によってのみ解決されうると思われる」としています。

そして、イランのザリーフ外相の提案にも触れ、「ペルシャ湾岸地域諸国による包括的な対話の実施こそが、協力や迅速な措置を円滑化するものであり、これはもっと早く実施されるべきであった」と語りました。

 

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