政治評論家、「米無人機による偵察行為は犯罪」
6月 20, 2019 19:38 Asia/Tokyo
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米国無人偵察機
政治評論家のケン・ストーン(Ken Stone)氏が、「イラン領空に対する米国無人機の派遣は、戦争犯罪の一端だ」と語りました。
ストーン氏は、プレスTVのインタビューで、「アメリカは意図的にイラン南部の同国領空に対し、同国政府の許可なく軍事用飛行物体を派遣した」と述べました。
また、「国際法に照らし、これは戦争犯罪に類するとされる。今回の戦争犯罪行為に対し、イラン政府はこの無人偵察機の撃墜という然るべき回答を与えた」としました。
さらに、「イラン政府は、地域におけるアメリカの挑発行為に対し、大きな自制行為を示した」と語っています。
イランイスラム革命防衛隊は20日木曜、「本日未明、アメリカの無人偵察機・RQ-4グローバルホークが、イラン南部ホルモズガーン州クーフモバラク付近の領空を侵犯し、当軍はこれを撃ち落した」と発表しました。
米軍は声明を発表して今回の事実を認めると同時に、今回撃墜された無人偵察機がMQ4Cトライトンであるとし、同機が国際海域の上空で撃墜されたと主張しました。
米軍の説明に反し、問題の偵察機はホルモズガーン州クーフモバーラクに面した地域を飛行しており、イラン領空を侵犯しています。
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