7月 21, 2019 14:02 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「アメリカの一方的な挑発行為の新たな波が、世界規模で法の支配を揺るがしている」と語りました。

ザリーフ外相は20日土曜、ベネズエラ・カラカスで開催された非同盟諸国首脳会合において、「自由貿易や環境、法治、国際機関やそれ以外の多くの分野での国際協力が、これまでにない規模で弊害を受けている」と述べました。

また、西暦2000年代初頭における、占領行為や残忍さ、過激主義や暴力といったアメリカの一方的な行動による過去の惨憺たる結果に触れ、こうした独りよがりなやり方の新たな波への対抗を強調しました。

ザリーフ外相

さらに、「アメリカの同盟国の多くが、国内問題に関して過去にない規模での干渉を受けている」とし、「アメリカは、核合意への破壊工作に熱をあげる中、安保理決議に違反するのみならず、自らにこの合意残留を義務付けた国々に対しても制裁を行使している」と語りました。

そして、「イランは、アメリカの一方的な行動の新たな傾向に抵抗する最前線にいる」とし、「今年4月のクーデター工作未遂といった、卑劣な対ベネズエラ内政干渉は、悪意にまみれたアメリカの行動の典型例だ」とし、「アメリカの違法な挑発行為は、西アジア地域での情勢不安を助長している」と述べました。

 

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