8月 07, 2019 17:00 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー国連大使とグテーレス事務総長
    タフテラヴァーンチー国連大使とグテーレス事務総長

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、国連のグテーレス事務総長に宛てた書簡の中で、「アメリカがイランのザリーフ外相を制裁対象とした行為は、国際法や国連憲章への歴然とした違反だ」と訴えました。

IRIB通信によりますと、タフテラヴァーンチー国連大使は6日火曜、この書簡において、アメリカの政府関係者の発表に基づき、イランの外交責任者の地位にあることを理由に、ザリーフ外相が制裁対象とされたことに触れ、「このような行動は、アメリカ政府が外交を忌み嫌っていることを意味する」と指摘しました。

また、国連関連の会議出席を目的に最近、米・ニューヨークを訪問したザリーフ外相への一連の制限措置に触れ、「アメリカの行動は、国連憲章や国連本部受入国関連の規約への明らかな違反だ」と訴えました。

さらに、「国際社会はアメリカの違法な行動を非難すべきだ。また国連とその加盟国も国際法の基本原則を遵守して、アメリカのこの種の行動に対抗すべきだ」と語りました。

タフテラヴァーンチー大使はまた国連事務総長に対し、国際法や国際関係、多極化、国連内の団結を脅かすこの種の危険な行動に対処する上で積極的な役割を果たすよう求めました。

米財務省は、今月1日付でザリーフ外相をアメリカの制裁対象者リストに加えました。

しかし、アメリカのこの行動は同国内はもとより、世界的にも大きな非難を浴びています。

 

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