イランとパキスタンの外相が電話会談
9月 04, 2019 03:47 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外相(左)とパキスタンのクレシ外相
パキスタンのクレシ外相が、イランのザリーフ外相と電話会談し、カシミール地方の情勢および地域問題を協議しました。
IRIB通信がパキスタン・イスラマバードから伝えたところによりますと、パキスタン外務省は声明の中で、「クレシ外相はザリーフ外相に対し、インドの実効支配下にあるカシミール地方の最新情勢に関して伝えた」と発表しました。
クレシ外相は、インドが実効支配するカシミール地域で起こっている人道上の危機、並びに民間人への侵略行為をパキスタン政府にとっての懸念材料だとし、「カシミール地方のイスラム教徒住民は、国際社会、特にイスラム共同体が効果的な役割を果たすことに希望を抱いている」と述べました。
パキスタン外務省は声明の中で、「ザリーフ外相はインド亜大陸の最近の情勢変化に懸念を表明、このような状況が続けば地域での緊張の高まりにつながると強調した」としました。
最近、インド政府が同国の実効支配下にあるカシミール地方の自治権を撤廃したことから、この地域の状況は厳しさを増し、ヒンドゥー教徒の移住、土地の売買が容易になる条件が出来上がっています。
インド政府がカシミール地方の自治権を撤廃した最も重要な目的は、この地域の人口構造を変化させることにあります。
カシミール地方の住民は、この地域の処遇決定に住民投票の実施を定めた国連安保理決議の履行を求めてきましたが、インド政府は常にこれに反対しています。
現在、カシミール地方の一部はインドが、また一部はパキスタンが実効支配しています。
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