イラン最大港湾からの輸出が増加
9月 05, 2019 17:11 Asia/Tokyo
アメリカの制裁にも拘わらず、イラン最大の港湾を経由した海路による通商活動が増加しています。
最新の統計によれば、イラン南部ホルモズガーン州シャヒード・ラジャーイー港湾での石油・非石油製品の輸出が増加しているということです。
ホルモズガーン州・港湾航行局のアフィーフィープール局長は、「この5ヶ月間、シャヒード・ラジャーイー港湾での物資の積み下ろし量は7%増加し、3423万3000トンに達した」と語りました。
また、同港湾からの非石油製品の輸出が15%増加したことにふれ、こうした製品の輸出量が1665万4000トンを超えていると述べました。
イランの主な非石油製品として、鉱物資源、鉄鋼、石油化学製品が挙げられ、その輸出先は、東南アジア諸国やペルシャ湾諸国です。
シャヒード・ラジャーイー港湾は、ペルシャ湾・ホルモズ海峡の沿岸に面したイラン最大の港湾で、年間の貨物の積み下ろし量は1億トンとなっています。
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