イランのペルシャ湾石油化学産業会社が、ICISランキングで35位
9月 14, 2019 17:18 Asia/Tokyo
世界の化学・エネルギー産業を対象とした信用ある情報プロバイダーICISが、世界各地の石油化学企業ランキングを発表し、アメリカの制裁下にあるイランのペルシャ湾石油化学産業会社が売却や財政分野で成果を上げているとして、世界の優秀石油化学企業100傑のうちの35位に選出しました。
毎年9月に発表されるICIS の最新ランキングによりますと、ペルシャ湾石油化学産業会社は昨年より順位を3つ上げ、35位にランクされました。
同社はイランのホールディングカンパニーで、石油化学コンビナートや化学工場の管理、投資に加え、化学物質や石油化学製品の生産分野で活動しています。
この報告によれば、過去3年のランキングで首位だったドイツBASF社が今年は2位に下がり、首位は中国シノペック社、3位はサウジアラビア基礎産業公社SABIC社と米ダウ・ケミカル社でした。
ICISのランキングで特に重要な指標となるのは、売上高、営業活動での利益、純利益、資産、調査開発費用、投資・人件費などです。
イランの石油化学製品の年間生産量は6300万トンですが、現在進行中のプロジェクトの完成分も追加すると1億2000万トンに上ると見られています。
イラン経済には毎年、石油化学製品の輸出により130億ドル以上の収入がもたらされています。
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