イラン政府報道官、「イラン・ロシア・トルコの関係は過去最良の状態」
9月 16, 2019 20:49 Asia/Tokyo
イランのラビーイー政府報道官が、シリアをめぐるイラン、ロシア、トルコの第5回首脳会合に触れ、「3カ国の関係は現在歴史上で最良の状態にある」と述べました。
ラビーイー報道官は16日月曜、記者会見し、「トルコ・アンカラでの3者協議はシリアの安定確立、イラン・トルコ・ロシアの関係強化、並びにその他の地域問題に関する協議を目的に開かれる」と語りました。
また、「イランの対外政策の1つは近隣諸国との関係強化だ」とし、「米国の違法な対イラン制裁によって、わが国と近隣諸国の関係拡大に適切な下地が出来上がった」と述べました。
さらに、「イランのローハーニー大統領は国連総会出席のため、米ニューヨークに向けて出発する」とし、「今回のニューヨーク訪問は、地域・国際問題に関して各国の政府関係者と二者あるいは多国間協議を行うための良好な機会だ」としました。
ラビーイー報道官はまた、サウジアラビア主導アラブ連合軍によるイエメン攻撃に触れ、「イエメン危機を打開する唯一の方法は4か条からなるイラン提案の実施である。イランは国連を初め平和と安定を求めるすべての国と協力する構えだ」と語りました。
そして、「サウジ石油施設に対するイエメンの無人機攻撃にイランが関与していた」とする米政府の主張に関し、「米国は責任を転嫁するのではなく、地域における情勢不安の根本原因に注目すべきだ」と反論しました。
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