10月 23, 2019 19:20 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「非同盟諸国はもとより、中国やロシアなどの大国にまで制裁を科す米国の性癖は、国際関係の基盤を揺るがし、世界の何億人、さらに国際貿易までも危機に陥れている」と非難しました。

ザリーフ外相は23日水曜、アゼルバイジャン・バクーで開催中の非同盟諸国外相会合において、全世界が団結して米国の理不尽な要求に対抗する必要性を強調し、「国際社会が一致団結した立場をとり、世界規模で一大危機が勃発するのを回避すべく、米国に危険なルートから本筋に立ち戻るよう促すことが急務だ」と述べました。

また、「外交や多極主義、国際協調を侮辱する動きの存在は、全世界で慢性的な問題を増大させ、躊躇し、処遇の決まらない状態を助長している」としました。

さらに、「西アジアは世界秩序を怨嗟する者によって最大の被害をこうむっている」とし、「非同盟諸国の最も重要な目標であるパレスチナの自治権は、特に聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとゴラン高原に関する違法な立場を表明した米国の一方的な政策により蹂躙されている」と強く非難しました。

そして、イエメン国民に対する暴虐行為、米国の後方支援により行われているイエメン戦争が地域にもたらす影響に触れ、「このような圧制は脅迫的な形を取り制御不可能になっている。地域の緊迫化や情勢不安を煽ることにつながっている」と述べました。

 

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