イラン大統領、「米国の好戦主義がテロリズムを助長」
(last modified Sat, 26 Oct 2019 07:57:47 GMT )
10月 26, 2019 16:57 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、アゼルバイジャン・バクーで開催中の非同盟諸国首脳会合で演説し、「米国の一極主義政策は、世界各地でテロが発生する元凶となっている」と語りました。

イラン政府の情報サイトによりますと、ローハーニー大統領は25日金曜、バクーで開催中の第18回非同盟諸国首脳会合において、「米国の好戦的な行動は各国に数十億ドルもの出費を強いることになった。そして、テロや不和対立が定着している」と指摘しました。

また、地域における最近の情勢不安に言及し、「危機を打開する唯一の方法は、自国の将来を決定する上での諸国民の権利尊重、相互内政不干渉の遵守、交流や対話にふさわしい下地作りだ」としました。

さらに、地域の安全保障について、「イランは国連総会において、地域の平和と安定を目的とした「ホルモ平和構想」を提唱した。この構想はペルシャ湾沿岸諸国やホルモズ海峡近隣諸国の平和的な友好関係の構築及び平和と安定の促進を目的とする」と語りました。

アゼルバイジャン・バクーでの非同盟諸国首脳会合

ローハーニー大統領はまた、「イランは、近隣諸国の平和と安定は世界の平和と安定と考える。地域の安全確立と発展は、近隣諸国の集団的な参画や協力によってのみ実現可能となる」と述べました。

ローハーニー大統領は、第18回非同盟諸国首脳会合への出席および開催国アゼルバイジャンや同会合に参加する一部関係者との会談を目的にバクーを訪問しています。

 

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