イラン大統領、「イランの核能力は過去最良の状態に」
(last modified Mon, 11 Nov 2019 10:26:31 GMT )
11月 11, 2019 19:26 Asia/Tokyo
  • 演説するローハーニー大統領
    演説するローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「イランは今日、核能力の分野で過去のどの時代よりも良い状態にある」と表明しました。

ローハーニー大統領は11日月曜、イラン南東部ケルマーン州ラフサンジャーンの人々を前に、「近年、イランでは原子力エネルギーの分野で調査・研究開発が続いている。今やイランで稼動する遠心分離機の種類は5種類から15種類に増えた」と述べました。

また、「国内には、核の知識の分野において研究開発の続行を妨害する壁は存在しない」とし、「イランは全力で敵に対抗している。傍若無人な彼らに決して屈しない」と強調しました。

さらに、「イラン核合意が維持されたなら、我が国は来年、防衛・安全保障分野で大きな成果を手にすることになる」とし、「国連決議2231号に基づく核合意が維持されれば、来年は兵器関連の制裁が解除されることになる。イランにとって、この分野での武器の輸出入が可能となる」と語りました。

そして、核合意に対するヨーロッパ諸国の約束不履行を指摘し、「イランは核合意の相手側の約束不履行に対し、段階的に自らの責務を縮小しているが、これは正当な道筋だ」と強調しました。

 

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